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【任意団体】運営上の注意点

2013.03.26

●任意団体とは?

任意の団体とは、同じ目的を持った人たちでつくる、株式会社やNPO法人などの法人格を持たない団体です。
たとえば、バレーボールやランニングを教える目的で何人かが集まって、共同で運営するような組織形態です。
設立については、特に届出などの必要はなく、意志があれば自由に設立して構いません。
●銀行口座の開設
銀行口座の開設にあたっては、2パターンあります。
 (1)代表者個人名義で開設
 (2)団体名+代表者名義で開設
任意の団体は、法人格がありませんので、法人として銀行口座を開設することはできません。
(1)の代表者個人名義の場合は、法律上、口座内のお金は代表者個人のものですので、あらかじめ管理方法をきちんと決めて取り扱うようにしましょう。
(2)の団体名+代表者名義の場合、団体名ではあっても代表者が変われば変更の手続きが必要です。
いずれも事前に、銀行窓口に必要書類など確認したうえで手続きをするようにしましょう。
●任意団体が契約する場合
子どもたちを送迎するバスを購入したり、スポーツ施設を借りたり、保険に加入する際の契約はどうなるのでしょうか?
任意団体は法人格を持ちませんので、法人として権利や財産を所有することはできません。
したがって、一般的には代表者個人の名前で契約をします。
法律上は、代表者個人が権利や財産をもつことになりますから、のちのちトラブルが起きないよう組織内で話し合っておく必要があります。
●今後のことも考えて
任意団体は自由度が高いので、組織内できちんとルールを決めて運営することをおすすめします。
(トラブルになってから話し合って決めるのはタイヘンです。)
そして、将来的に、かかわる人やお金が大きくなってきた、代表者が代替わりする、寄附を集めたいなどの段階になったら、そろそろ法人化を検討されてはいかがでしょうか?
☆任意団体の運営、NPO法人や一般社団法人などの法人設立について、アドバイスをしています。
  わからない点がありましたら、メール または お電話でお問い合わせください。

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