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【法人設立】任意の団体?それとも法人化?

2013.03.25

●組織の形態をどうするか?

昨今のランニングブームの影響でしょうか、ランニング好きが集まって参加者を募り練習会を開いたり、指導者を呼んで合宿をしたりする同好会のようなグループが増えています。
参加者が多くなり、お金の管理が必要になると、どのように運営するのか、管理するのかなどのルールを決めたり、責任の所在を明確にする必要が出てきます。
●任意の団体のメリットと注意点
ランニング好きの個人が集まってする活動=任意の団体は、設立に際して法的な手続きは不要ですし、構成員や資金面での条件もありませんので、自分たちでルールを決めて運営することができます。
その一方で、任意の団体は法人格を持っていないため、権利の主体とはなれません。
たとえば、スポーツ施設や事務所を借りるときの契約書の名義は、一般的には代表者個人です。
ということは、その代表者個人が権利を取得し、義務を負うということになります。
●法人化すると・・・
法人といっても、株式会社などの営利法人やNPO法人などの非営利法人などありますが、法人格を取得すると、スポーツ用具を購入する、保険に加入するなどの契約が法人名義でなされます。
これは、代表者が変わっても法人がつづく限り、権利は法人に帰属します。
また、法人化するには法律で決められた条件に則って設立をするため、対外的な信用度も高まります。
●任意の団体であっても法人でも
何を目的とした団体なのか、その目的のためにはどのような活動をするのかをメンバー同士でよく話し合い、共有することが大切です。
パワハラや体罰、助成金不正受給などスポーツ界では問題が噴出していますが、これからのスポーツ界は一般社会であたり前のようになされている法令順守や組織の透明化が求められます。
任意の団体でも法人でも、団体としての理念、運営方針、お金の管理、事故やケガへの対応など情報公開と説明責任を心がけるようにしましょう。
☆任意の団体のままでいくのか、法人化するのか、どの法人形態がよいのかなどのご相談にお答えしています。
 その際は、メール または 080-4470-5830 までお問い合わせください。

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