【助成金】申請時のポイント〜次のステップに進むために
2013.05.30
●まずは趣旨&要件をチェックしよう
スポーツ振興くじ(toto)助成金の今年度の傾向としては、(1)申請件数と申請額の増加に対して、totoの売上の伸びが追いついていない、(2)その結果、新たな配分基準が設けられ、配分率に影響を及ぼしている、という点がみえてきました。
では、申請に際して、どのような事柄を踏まえて臨めばよいのでしょうか?
まずは、助成対象事業の趣旨や要件をチェックしましょう。
日本スポーツ振興センターのサイトから「スポーツ振興くじ助成金募集の手引」がダウンロードできますので、内容をよく読んだうえで、助成を受けようとする事業について、(1)どの助成区分で申請するのか、(2)趣旨に合致しているか、(3)要件に合致しているかをていねいに確認します。
●申請書類は客観性と整合性が大事
申請書類のなかには「団体のPRばかりで活動の実態がわからない」、「助成を受けて、どんな効果があるのか説明が不明確」なものを見かけることがあります。
この場合、審査をする側に熱意は伝わっても、求められる趣旨や要件が明確な文章で表現されていないと説得できません。
具体的に、簡潔な文章として書くよう心がけましょう。
また、作成した申請書類は、すぐに提出せずに、スポーツ団体のほかのメンバーや第三者に目を通してもらい、意見をいただくとよいでしょう。
●はじめの段階で落とされないように
他の団体の申請内容や申請件数、申請額、配分基準などによって審査結果が左右されますが、基本を押さえておけば、はじめの段階を通過することができます。
「申請書類はすべて揃っているか」、「記入漏れや捺印漏れはないか」、「申請金額の積算に間違いはないか」など案外ミスしやすいものです。
次のステップにすすめるよう、一つひとつの作業をていねいに行うことが助成金GETの第一歩です。
参考サイト
日本スポーツ振興センター
※「スポーツ振興くじ助成金募集の手引」及び「申請書類」のダウンロードができます。
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