【NPO法人】NPO法ができた経緯
2011.08.19
特定非営利活動促進法（NPO法）は1998年12月に施行されました。
それまでは、公益法人の法人組織は、財団法人、社団法人、社会福祉法人などがありましたが、要件が厳しく、ボランティア団体などの小さな団体が法人格を取得することは現実的に不可能でした。
また、従来の公益法人は、行政の指導監督を受けるため、制限が多々あって自由な活動はできませんでした。
それが、NPO法によって
(1)小規模なボランティア団体でも簡単に法人格を取得でき、
(2)行政とは違う価値観のもとに自由に社会貢献活動を行うこと
ができるようになりました。
NPO法の特徴は、画一的な判断基準ではなく、価値観の多様性が認められていることです。
そのかわり、きちんと活動していることを会計面、組織面、事業面から毎年公開して、その積み重ねによって信用を得ていく仕組みになっています。