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【NPO法人】組織基盤強化のための体制づくり

2013.08.16

●組織を継続していくには

地域スポーツクラブとしてNPO法人を立ち上げてしばらくは、どんなスポーツ教室がいいのか、イベントはどうする?、広報はどうやっていくのか、活動場所はどうする?、行政とどうやってパートナーシップを組むか、スタッフや指導者の確保は?、会費設定は?などなど、とにかく事業をまわすことに精一杯で、組織体制や運営の見直しにまで手を付けられていないというスポーツ団体を数多くみかけます。

日々の活動が忙しくって、とてもとても組織体制の見直しまでやっていられないというのが実情でしょう。
とはいえ、組織の基盤がしっかりしていないと、地域スポーツクラブとしての継続や成長は難しいものになっていきます。
●いま一度ミッションを見直そう
株式会社などの営利企業は、利益をあげることを目的としていますが、NPO法人の場合はミッションを達成することを目的に活動しています。
NPO法人の特徴として、かかわる人たちの多様さが挙げられます。
たとえば、正会員、賛助会員、利用会員、指導者、スタッフ、理事、ボランティア、地域住民、学校、自治体、企業 etc。
異なる立場の人たちが合意形成していくための根っことなるのがミッションです。
設立当初は、サッカー教室の運営だけを念頭に置いていたけれども、チアダンスやバレーボール教室も運営することになったとしたら、法人名や目的、事業を見直したほうがよいかもしれません。
また、ミッションの見直しとともに、3年後あるいは5年後に地域スポーツクラブとしてどのような姿になっているのかの目標=ゴールをイメージし、中期計画を立てるようにしましょう。
そして、中期計画を策定した際にはメンバー間で共有するようにします。
中期計画を策定することで、地域スポーツクラブとしての存在意義や、ゴール到達に向かってのモチベーションアップにもつながります。
 
●定款をよーく読んでみよう
定款は、団体の目的(〜のために)や、事業(〜を行う)、その目的を達成するための組織体制、運営の仕方を定めた根本規則です。
NPO法人ができてから、定款はどこかにしまったままというスポーツ団体もいますが、定款は手元に置いていつでも見られる状態にしておきましょう。
団体の運営に関してわからないことがあったら、定款を確認すれば、たいていのことは書いてあります。
それでもわからないときは、メンバー間で話し合う、あるいは明確になるよう定款を変更します。
NPO法をきちんと押さえた上で、団体の実情に合わせて定款変更して使いやすいものにしましょう。
●できることから少しずつ
無理せず、できることから少しずつすすめましょう。
たとえぱ、助成事業の申請の際に中期計画や組織体制を記載したり、定款を添付したりします。
助成事業の申請作業をするなかで、団体の組織基盤を客観的に見直す機会と捉えることもできます。
☆参考サイト
NPO法人を設立したい、あるいは設立したNPO法人の組織体制を見直したいというご相談がありましたら、どうぞ、お声かけください。
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