昨日（11月9日）、平成28年度スポーツ振興くじ（toto）二次募集の配分基準や採択結果が発表されました。
おかげさまで、申請のご依頼をいただいた2団体については、それぞれA評価、B評価を得て採択が決まりました。
今回の評価のポイントや採択結果は、以下のとおり。

●評価のポイント
NPO法人や一般社団法人などのスポーツ団体における評価項目は、「事業内容」「PR協力」「会計処理」の3つ。
各項目ごとに3段階評価を行い、その合計点によって、A・B・C評価が決定。
A評価（助成対象額の100％）⇒⇒　合計点が7割以上
B評価（助成対象額の80％）⇒⇒　合計点が3割以上7割未満
C評価（不採択）⇒⇒　合計点が3割未満
なお、「事業内容」がC評価の場合は、合計点にかかわらず不採択。
当初募集で不採択となった事業の再申請は、B評価が上限。
オリンピック・パラリンピック及びアジア大会の実施種目にかかわる競技団体は、B評価は助成対象額の90％、C評価は助成対象額の70％。

●スポーツ活動推進事業「スポーツ教室・スポーツ大会の開催」の基準
申請1年目の初めての団体は、A・B評価のいずれであっても、前年度の活動状況が不十分な場合は、助成対象額の70％。

●平成29年度のスポーツ振興くじ（toto）申請に向けて
ひきつづき、「事業内容」「PR協力」「会計処理」の内容は、採択されるか否かの重要なポイントとなるでしょう。
「事業内容」については、事業ごとの要件や審査の視点がしっかりと押さえられているかどうか、「PR協力」については、助成事業である旨やtotoロゴマークの表示に関する実績や計画がなされているか、「会計処理」については、法人の会計帳簿の作成状況や監査の実施状況など常日頃からきちんと会計処理をしているかどうかが問われます。
平成29年度の申請を検討されているスポーツ団体は、いまから申請に向けて計画を立てるようにしましょう。

☆参考サイト
日本スポーツ振興センターサイト
「平成28年度スポーツ振興事業助成　助成金二次配分額」
「平成28年度スポーツ振興くじ助成金　二次配分基準」
「平成28年度スポーツ振興事業に対する助成金　二次交付対象事業一覧」