3月31日をもって、平成25年度スポーツ振興くじの助成事業が完了し、日本スポーツ振興センターに実績報告書、収支計算書、収支簿等を提出し終えて、ほとんどのスポーツ団体がほっと一息といったところでしょうか。
なかには、明日4月10日が最終の提出日ですので、書類作成に今もせっせといそしんでいる担当者もいらっしゃることかと…。
さて、実績報告書作成にあたっては、ご質問いただくこともあり、以下、ざっくりですが、留意点をまとめておきます。
（今ごろ、ブログにアップしても遅いのですが。）

●提出期限
助成事業を完了した日から30日を経過した日、または翌年度の4月10日のいずれか早い日です。
起算日の事例は、以下のとおり。
・大会開催事業：　大会の開催日（複数日開催の場合は最終日）
・教室開催事業：　教室の最終実施日
・指導者養成・活用：　講習会・指導者派遣の最終実施日
・情報提供：　印刷物は最終発送日、ウェブコンテンツは最終更新日
・大型スポーツ用品設置：　大型スポーツ用品の納品日（検収日）

●提出書類
提出する書類は、以下のとおり。
(1)助成事業実績報告書
※代表印を忘れずに。
(2)実績報告書
※申請時に提出した「事業計画書」と照らし合わせて、作成しましょう。
(3)収支計算書
※「助成対象外経費」も忘れず記載しましょう。それによって、くじ助成金の額が変わる場合もあります。
(4)スポーツ振興くじ（toto）助成のPR協力等に関する報告書
※平成25年度の実績欄に「○」と回答した場合は、確認できる書類（たとえばtotoロゴの表示があるHP画面の写し、totoフラッグが掲出してあるスポーツイベントの画像など）を忘れず添付します。
(5)旅費支給額一覧表
※収支計算書、収支簿との整合性を確認しましょう。
(6)支出内容を証する書類
※「助成対象経費」となる書類の写しです。したがって、「助成対象外経費」の分は不要です。
支出内容を証する書類の一覧は、こちらをご参照ください。
(7)支出簿
※入力手順に従って、「助成対象経費」のほか、「助成対象外経費」も記載する必要があります。
(8)事業実施日程表
※「将来性を有する競技者の発掘育成活動助成」の場合のみ必要です。
(9)その他参考となる資料
※スポーツ活動をしているスナップ写真や当該事業のプログラムやチラシなどを添付します。
(10)銀行振込依頼書
※概算払いを受けていない団体のみ必要です。

提出した書類の記載内容に基づき、最終的な助成金の額が決定されますので、記載漏れのないよう事実に基づいて正確に記載するようにしましょう。

☆参考サイト
日本スポーツ振興センター
「実績報告≪くじ助成≫（平成25年度助成事業用）」
「会計処理の手引き（25年度用）」

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