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【NPO法人・一般社団法人】株式会社、一般社団、NPOの比較(2)

2011.08.23

財源の確保について、比較してみましょう。

株式会社は、通常、サービスの提供(あるいは物品等の販売)をする相手から対価を受け取ることで財源を確保します。また、設立時や事業拡大時などは、「資本金」というかたちで株主を募り、資金を獲得することが可能です。

しかし、多くの公益的な事業は、サービスを提供した本人からの対価だけでは事業が成立しません。その場合はどこから財源を確保するのか?ということが問題になります。

同窓会などの組織は、会員に対してサービスを提供し、その代わり、会費収入というかたちで財源を確保します。このように、サービスを受ける人を限定するような共益的な団体が法人格を取るのであれば、一般社団法人がよいでしょう。また、資本金に類似した基金制度を採用するのであれば、やはり一般社団法人です。

一方、同じ会費収入財源としていても、その会費の意味合いは、その法人の活動に賛同し、支援していきたいという寄付的な意味合いが高いものや、あるいは寄付金・助成金などを財源としてやっていきたいということであれば、市民参加に重点がおかれ、情報公開の規定などにより組織としての透明度が要求されるNPO法人のほうが信用度も高く、適しているのではないでしょうか。

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